

Desigral | デザイラル 編集長
樹神 大輝(コタマ ヒロキ)
Desiral:デザイラル メディア編集部として不定期で更新します。デザイン界隈の最新ニュースからすぐ使えるノウハウまで、わかりやすく紹介。現役デザイナーがトレンドをキャッチアップしながらマイペースにお届けしています。
XやYouTubeやTiktokをはじめとしたSNS・動画プラットフォームでも、AIを活用したクリエイティブ画像や動画がたくさん散見されるようになりました。今やクリエイターにとって生成AIはコンテンツ作りに欠かせないものになりつつありますね。
さて今回は、様々な生成AIが登場している中でも、オールインワンで「画像生成」と「動画生成」に加え、「AIアバター音声読み上げ」「高画質化処理」までこれ一つで対応可能な「DomoAI」について徹底解説していきます。
「どんな動画が作れるの?」「商用利用は大丈夫?」「利用料金はどれくらい?」など、実際使ってみた感想を交えながら基本情報にもしっかり触れていきますので、最新の生成AI技術に興味がある方はぜひ最後までご覧ください。
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DomoAIは2023年にシンガポールで設立された企業「DOMOAI PTE. LTD.」が提供しているオールインワンのクリエイティブ生成AIサービスです。
サービス提供依頼、ユーザー数は300万人以上に到達。世界中の様々なメディアにも取り上げられている今大注目の最先端の生成AI技術を活用したプラットフォームとなっています。

出典:DomoAI公式サイト
DomoAIでは、30種類以上のスタイルが提供されています。
多くの生成AIツールが、動画生成や画像生成など特定の機能に特化しているのに対し、
テキストから画像や動画を生成する「Text to Image」「Text to Video」
画像から動画を生成する「Image to Video」
動画から動画を生成する「Video to Video」
ベースとなる動画をもとにキャラクターに動きをリンクさせる「キャラクターアニメーション」
AIアバターによる「音声読み上げ」や「リップシンク機能」
動画や画像の「高画質化機能」
など、豊富な機能が一つのプラットフォーム上で利用できる点が非常に大きな魅力の一つ。
あらゆる動画クリエイターやショート動画制作をしたい方におすすめです。

出典:DomoAI公式サイト
料金体系も類似の他社サービスと比較してリーズナブルであることも嬉しいです。
画像生成や動画生成、アバター生成など、特化型のサービスを並行して利用するとサブスク代が積み重なってしまうようなクリエイターでも、これ一つで様々なAIを活用したクリエイティブが可能になります。
では早速、機能が本当にたくさんあるので全ては追いきれませんが、いくつかの主要機能を使ってみた感想と共に紹介していきます。
DomoAIの主力機能として、画像から動画生成を行うことができます。
動画にするためのベースとなる画像をアップロードし、テキスト指示によるプロンプトを設定することで、画像から動画を生成することができます。
プロンプトには、いくつかのテンプレートを追加することができ、「キス」「ハグ」「ズームイン」などSNSで人気のある動画スタイルや、「ループアニメーション」「360度ビュー」なども簡単に設定することも可能です。

生成モデルのバージョンも選択することが可能で、現在のおすすめは以下2つのモードがあります。
Fasterモード:【V2.4(ファスター)】 | より高速で動画を生成でき、多くの一般的なシーンに適したモード。 |
|---|---|
Advancedモード:【V2.4(アドバンスド)】 | より高精度かつ高い安定性を持ち、ハイクオリティな動画生成体験に適したモード。 |

私も実際に、自分で書いたイラスト画像をベースに画像から動画生成(Image to Video)を利用してみましたが、かなりポップな描画スタイルの絵にも関わらず大きな破綻がなく、スムーズに動いてくれました。
若干気になった点としては、非常に細かいですが元絵に描かれていない口元のスタイルと目のハイライトのスタイルが若干海外調になったことくらいですかね。ただし第三者がパッと見る分には全くと言っていいほど違和感がなく、書かれていなかった手元まで元絵のスタイルに合わせて生成してくれました。


DomoAIでは、動画から動画を生成することも可能です。
①の画像→動画生成(Image to Video)機能と同じく、元となる動画をアップロードし、プロンプト+モデル指定で人気のスタイルを簡単に実現することができます。
動画の長さは最大10秒まで指定でき、アスペクト比も正方形・横長・縦長から選択することができるので、プロモーション作品からショート動画まで幅広く活用することが可能です。
モデルスタイルはアニメ調から3D調まで様々選択できました。
試しに先ほど①で生成した動画を元データとしつつ、SNSで話題のピクセル調に変換するスタイルを指定して生成してみましたが、以下のようにかなり忠実に再現されています。
プロンプトを指定しないままでこの精度なので、具体的な指示をより詳細に盛り込むことでもう少し細かいチューニングも可能です。
生成する時間は、Image to Videoよりも少し長く感じましたが、バックグラウンドで処理が走るので、指示を出した後他の作業をしながら待っていれば、10分もあれば完了してくれる体感でした。

元となる画像や動画がない場合でも、テキストプロンプトから動画を生成することができます。
テキストから動画を生成するのはそれなりにテクニックが必要なので、初心者の方はChatGPTやGemini、Claudeといった汎用的なチャットAIで壁打ちをしながら、英語でのプロンプトを作成してチューニングするのがおすすめです。
人物を含めた動画生成は他にもたくさん事例が存在するので、Text to Videoではあえて人物を含まない動画を生成してみました。
スポーツカーが疾走するシネマティックな動画ですが、テキストだけでかなりリアルな動画を作成することができました。カメラワークをプロンプトに含めながら、描写の雰囲気も細かく指定することで精度が上がります。
テキストから動画を作成する際は、指定しきれない細かい背景描写などの難易度が格段に上がるので、メインのオブジェクトに視線が向かうようなスピード感のある動画にすると破綻しにくいと思います。
昨今のゲームグラフィック的なイメージをするとわかりやすいかもしれませんね。

DomoAIにはAIアバターを作成して音声をしゃべらせる機能も搭載されています。
キャラクターや自分の写真などをベースにしてAIアバターとして登録し、音声素材を合わせることで、リップシンクさせた動画を作成することができます。
絵画などを自由にしゃべらせる動画などはショートコンテンツなどにも応用できそうです。
音声読み上げ機能については、録音した声をベースにテキストを読み上げさせることが可能で、一応日本語の設定も存在したので試してみましたが、海外製のプロダクトということもあり日本語表現はややぎこちない印象でした。
AIアバターに特化しているHeyGenなどのツールに比べるとまだまだ精度に課題がありそうですが、自分のアバターを作るのではなくキャラクターや架空の人物に声を当てるという使い方であれば工夫すれば様々な用途で活躍しそうです。
もちろん英語表現であればかなり精度は高い気がします。
この手のツールには珍しく、画像と動画両方に対応したアップスケール機能も搭載されています。少しピントが甘い画像や、古くて解像度が低い動画なども、「2K 30fps 2048px」もしくは最大「4K 60fps 4096px」まで高画質化することが可能です。
私のような平成世代なら、昔のガラケーで撮影した動画を高画質で再構築するなどの活用をしても面白いかもしれません。

他の生成AIツールと比較したDomoAIの長所と短所を整理してみます。
DomoAIでの画像や動画生成は、他のツールと同様にプロンプトとモデル、スタイルを指定しワンクリックで簡単に完結できます。
UIも日本語に対応しており、シンプルな操作性で初心者でもすぐに使い始めることができます。
また、精度やツール自体の安定性も高く、生成に失敗したり破綻してしまうことが非常に少ないのも大きな特徴です。
DomoAIには現在、詳細生成オプションとしてRelaxモードというものが存在します。
処理の順番を負荷が低いタイミングに自動で調整することで、クレジットを消費せずに無料で生成を繰り返すことができます。

スピード感を重視しない趣味での生成や、時間に余裕のあるタイミング、コストがかけられないクリエイティブを行う際に非常に重宝するモードです。
このモードがあることで、他社と比較しても類をみないコストパフォーマンスを実現することができます。
DomoAIでは、需要の高いアニメ調やキャラクター生成に特化した独自のAIモデルを採用しており、スタイル選択でもアニメやキャラクター調の設定が豊富に用意されています。
日本のアニメ風や3Dカートゥーンなど、オリジナルキャラクター(OC)コンテンツを活用したクリエイティブで高く評価されていることからも、DomoAIの強みがわかります。
DomoAIは全体を通して多くのクリエイターからも高く評価されている一方で、今後の進化に期待がかかる部分も多少存在します。
日本でのクリエイティブに親和性の高いスタイルが多く搭載されている一方で、プロンプトでの指示精度に関しては、日本語の指示もある程度解釈できますが海外製ということもあり英語の方が高まる傾向があります。
簡単な単語や、お試しで使ってみる分には問題ありませんが、より具体的な描画をしたい場合はChatGPTやGeminiなどを活用してプロンプトを英語で調整するのがおすすめです。
こちらも①と同じく、音声読み上げ機能に関しても日本語の出力が若干弱めなのがネックです。ちょっとしたコンテンツのスパイスとして取り入れるのはアリですが、長尺やしっかり読み上げる系のアバターコンテンツを作成するにはやや精度が他ツールと比較してイマイチと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
これらの機能は今後のプロダクトアップデートでどんな変化があるのか、引き続き注目していくのがおすすめです。
DomoAIには無料プランに加えて、大きく3つのプランが用意されています。
類似ツールと同じくクレジット制となっていますが、スタンダードプラン以上では上述したRelaxモードを使うことでクレジットの消費を抑えて利用することができるのが特徴です。
無料ユーザーには最初に15クレジットが付与されるので、お試しでDomoAIの機能を体感することができます。その後使い倒してみたいという方は、月額支払いと年間支払いでは、年額支払いの方が30%の割引が適用されるためおすすめです。
項目 | 無料 | ベーシック | スタンダード | プロ |
|---|---|---|---|---|
月額料金 | - | $9.99 | $27.99 | $69.99 |
年間料金 | - | $83.92 | $235.12 | $587.92 |
高速モード | 15クレジット | 月500 | 月1500 | 月4,000 |
リラックスモード | - | - | 無制限 | 無制限 |
追加クレジット購入 | - | $4/100 | $4/100 | $4/100 |
同時実行可能 | 1ジョブ | 3ジョブ | 3ジョブ | 6ジョブ |
ウォーターマークなし | - | ○ | ○ | ○ |
全ての | - | ○ | ○ | ○ |
/video & /move | - | - | - | ○ |
有料プランにすれば全てウォーターマークなしで利用でき、ベーシックプランであれば年間払いを選択すれば1ヶ月当たり$6.99(約1,000円程度)で利用できるのはかなりリーズナブルです。
基本的には毎月どれくらい使うのかをベースにプランを選択すれば良いですが、付与されるクレジット数に違いがあるので、画像や動画の生成の大まかな消費クレジットについては以下を目安に参考にしてみてください。
動画の生成については、長さやモデルで利用クレジットの幅があるのでご注意ください。
機能カテゴリ | 消費クレジット |
|---|---|
テキストから画像生成 | 1クレジット |
画像から画像生成(スタイル変換) | 2クレジット |
画像から動画生成 | 7-50クレジット |
動画から動画生成 | 15-150クレジット |

類似の他社サービスと比べた時の比較をみても、クオリティと機能の豊富さを考えれば、比較的リーズナブルに利用できるのも大きな魅力です。
ブランド | 月額料金 | クレジット | 高速スロット | 無制限生成 |
|---|---|---|---|---|
DomoAI | $69.99 | 4,000 | 6 | 〇 |
Kling | $64.99 | 8,000 | - | × |
Hailuo | $124.99 | 12,000 | 5 | 〇 |
Pika | $95.00 | 6,000 | - | × |
Runway | $95.00 | 2,250 | - | 〇 |
結論、DomoAIは生成したコンテンツを商用目的で利用(商業利用)することが可能です。
無料プランで生成した画像や動画には透かしが入るため、実質有料プランからは問題ないと考えて良いでしょう。
また、ユーザーのデータの安全性についても、公式から
「画像・動画は生成目的のみに使用され、保存や共有はされません。著作権はすべてユーザーに帰属します。」
と回答がなされています。
この手の生成AIで気になるのは、商用での利用が可能なのかどうかという部分ですが、他社サービスを見ても、利用規約が曖昧で活用に踏み切れない企業があったりする現状を踏まえて、念の為しっかりと抑えておきましょう。
DomoAIでは利用規約ページが用意されており、一応日本語でも読むことができます。
DomoAI利用規約ページ:https://domoai.app/ja/terms-of-service
規約の「5.コンテンツと知的財産」に詳しく明記されていますが、要約すると以下です。
DomoAI にアップロード(入力)したコンテンツの所有権は利用者自身に帰属する
生成(出力)コンテンツの権利は利用者自身に帰属する
但し、入力と出力に限らず、第三者の著作権や肖像権を侵害している場合の責任は利用者自身で負う必要がある
入力する元データに、他社の知的財産や権利を侵害する情報が含まれていたり、機密性の高いものを利用するのは避けましょう。
また、出力されたコンテンツも同様に、類似性の観点でオリジナルと言い切れるかどうかをしっかり見極めて使うことが重要です。
今回紹介した以外にも、様々な活用事例が紹介されているので、一部取り上げて掲載しておきます。ツール選定や課金する際の参考にしてみてください。

今回は数ある生成AIの中でも注目を集めている「DomoAI」について解説しました。
オールインワンで様々なコンテンツやスタイルの生成が可能なので、クリエイターのアイデア次第で可能性が広がるツールになっていると感じました。
無料枠からも使い始めることができるので、10%OFFの特典が使えるうちに以下限定リンクからぜひ活用してみてはいかがでしょうか。


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